初めは休み時間の“お絵かき”や“遊び”から始まり、仲間たちの描く絵や力を何かに活かせないか・・・と考えるようになりました。そこで一番初めに生まれたのがポストカードです。自分たちの描いた絵が製品となり多くの方々に買っていただける喜びを感じました。
今では、その活動の幅を広げ、様々なコンクールや展覧会に出展・応募しています。さらには、表彰を受けたり、マスコミ取材を受けたりと社会的な評価を実感できるようになりました。
現在、葦の家の発展的な活動として力を入れています。これまでの製品は、ポストカード30種以上、Tシャツ、トートバッグなどです。
地域から回収したアルミ缶を足で踏んで潰し袋にまとめて回収業者に渡しています。アルミ缶の回収先は福岡市全域にわたり、回収依頼がくると仲間と一緒に車で回収に行きます。
また、月に1回(第4土曜日)樋井川3丁目地域のアルミ缶回収を行っています地域へのニュース配りの際に事前チラシを配って、当日は仲間・職員、ボランティアさんでアルミ缶を回収・整理しています。
葦の家には若く、元気のある仲間が多く、そういった仲間にとっても身体を使う健康的な作業となっています。
工業製品として使用されるゴム・コルク製などのパッキン材を手で抜き一定数を袋詰めして納品する下請け作業です。パッキンは機械で打ち抜かれていますが、元板からは外れていないため、これを手作業で抜いていきます。
また、10個にマス分けされた箱などを用いて10個ずつに重ねてもらい納品数を合わせていきます。仲間の作業力に応じて枠外し・抜き・数えといった作業を分担しています。
月に1回、野間大池公園と上高宮公園へ公園清掃に行っています。
また、施設の近くにある樋井川中央公園にも散歩がてらゴミ拾いによく出かけています。広い公園での作業は施設での作業とはまた違った開放感があります。樋井川中央公園では週2回のトイレ清掃も行っています。
桧原分室では分室の隣にある井手公園の清掃も行っています。
地域・施設・学校などの行事時に出店をしています。仲間の創作授産品を中心に販売しています。自分達の製品が売れる喜びを感じることができる場面であるとともに、製品の販売を通じて社会と関わる場面となっています。
作業を通して得た収入のうち、経費を引いた分を全て工賃として仲間に還元しています。現在、月額工賃3,000円を支給し、収入増があれば月額工賃アップや特別工賃(ボーナス)の支給を行なっています
障がい者スポーツセンター、城南フレンドホームなどの社会資源を活用したスポーツ・レクリエーション・クラブ活動の機会を設けています。また、花畑園芸公園の散策など、季節を感じながら自然に身体を動かす機会を設けています。
地域のリサイクル活動や餅つき、祭り、文化祭、運動会などに参加しています。また、地域の会合等で授産品を販売させていただくなど、授産品を通した地域とのつながりの場をつくっています。自分達の製品が売れる喜びを感じることができる場面であるとともに、製品の販売を通じて社会と関わる場面となっています。
役所や近隣の公民館に毎月発行する広報紙『ニュース葦の家』を届けさせていただいています。その際、お世話になっている先方に挨拶をしています。
樋井川3丁目地区のご家庭には1軒1軒に配っています。
生活体験として自分たちで使う備品・消耗品(ティッシュ等)をお店まで買いに行ったり、班内で積み立てているお金を銀行に預入れにいったりしています。他にもレストラン等での外食体験・調理体験等も行っています。
また、仲間たちの宿泊体験を企画・実行しています。旅館などに宿泊しての旅行、自然の中でのキャンプ、施設に宿泊しての調理・外出を含めた生活体験など様々な形での宿泊体験も行ってきました。
バスハイクやクリスマス忘年会などのレクリエーション行事を行なっています。毎年秋に隣りの長尾中学校の敷地をお借りして施設祭「わはは祭り」を行なっており、1,200人を越えるお客様に来て頂いています。
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